昨日は、「KARA」をハングルで書いてみました。
今日は、「チャン・グンソク」をハングルで書いてみます。
ハングルがはじめての方はまず「KARA」にチャレンジしてみるとよいと思います。
■3つの「ン」
韓国語には、日本人にとって、3つのまぎらわしい「ン」があると言われています。
・「n(ン)」
・「ng(ング)」
・「m(ム)」
「チャン・グンソク」の「チャン」をハングルで書くときは、次のように「チャン」よりは「チャング」に近いと考えるとよいと思います。
◆「チャン・グンソク」は「チャング・クンソク」とイメージ
韓国語の発音は、日本人だけでなく西洋人も苦労しているらしく、いくつかの表記法があります。
例えば、Wikipediaで調べると、「チャン・グンソク」には3つの表記があります。
●ラテン文字
Jang Keun-suk
●文化観光部2000年式
Jang Geun-suk
●MR式
Chang Kŭnsŏk
日本人はローマ字を学ぶ機会が多いので、ハングルをかくときはMR式がなじみやすいと思います。
例えば、「チャン・グンソク」をハングルで書くときは、「チャング・クンソク(CHANG KUNSOK)」とイメージしてみます。
「MR式」という言葉はとりあえずおいておいて、次に、「チャン・グンソク(CHANG KUNSOK)」の構成を考えてみます。
◆「チャン・グンソク」の構成
「チャン・グンソク(チャングクンソク)CHANG KUNSOK)」は、
「チャング(CHANG)」と「クン(KUN)」と「ソク(SOK)」
で構成されます。
さらに、
「チャング(CHANG)」は「CH」と「A」と「NG」
「クン(KUN)」は「K」と「U」と「N」
「ソク(SOK)」は「S」と「O」と「K」
で構成されます。
長くなったのでここまでをまとめてみます。
◆ここまでのまとめ
チャン・グンソク
⇒「チャング・クンソク」(読み替え)
=「チャング」+「クン」+「ソク」
=「CHANG」+「KUN」+「SOK」
=「『CH』+『A』+『NG』」+「『K』+『U』+『N』」+「『S』+『O』+『K』」
■「チャン・グンソク」をハングルで書いてみよう!
「チャン・グンソク」は、
『CH』『A』『NG』『K』『U』『N』『S』『O』『K』
に対応する9つのハングル
「ㅈ」「ㅏ」「ㅇ」「ㄱ」「ㅡ」「ㄴ」「ㅅ」「ㅓ」「ㄱ」
で成り立っています。
なので、「チャン・グンソク」に対応するハングル文字を9つ覚えなくてはなりません。
実際には、Kが重複しているので、8つ覚えればよいです。
一見大変そうですが、逆にいえば、「チャン・グンソク」をハングルで書くことができれば、代表的なハングル文字を8つ覚えたことになります!
実はこれが私が韓国語が好きになったきっかけ(カラクリ!)で、好きな人名や地名をハングルで書いているうちに、ハングルが身近なものになってきたのです。
■実践
【STEP1】「『CH』+『A』+『NG』」+「『K』+『U』+『N』」+「『S』+『O』+『K』と書いてみる
CH・・・ㅈ
A・・・ㅏ
NG・・・ㅇ
K・・・ㄱ
U・・・ㅡ(ㅜ)
N・・・ㄴ
S・・・ㅅ
O・・・ㅓ(ㅗ)
K・・・ㄱ
※日本語をハングルに変換するときは、「ウ(U)」は「ㅜ」に、「オ(O)」は「ㅗ」に対応させることが多いです。
【STEP2】「CHANG」+「KUN」+「SOK」と書いてみる
CHANG・・・장
KUN・・・근
SOK・・・석
【STEP3】「CHANGKUNSOK」と書いてみる
CHANGKUNSOK・・・장근석
■最後に
韓国語の勉強がすすんでくると、もしかしたら、カタカナやローマ字を使わない方がよいかもしれません。(例えば、パッチムの「ㅇ」は「ㅇ」であって「NG」ではないのだから「ㅇ≒NG」と覚えると正確な発音ができなくなるというご指摘があるかもしれません。)
ただ、「日本語のカタカナの人名や地名をハングルで書いたらどうなるんだろう?」というのが、私自身の韓国語を学ぶきっかけのひとつだったので、カタカナやローマ字をハングルに変換してみるという方法は、ハングルを知る(学ぶ、楽しむ!)ひとつかなと思っています。
■今日のまとめ
チャン・グンソク
⇒「チャング・クンソク」
=「チャング」+「クン」+「ソク」
=「CHANG」+「KUN」+「SOK」
=「『CH(ㅈ)』+『A(ㅏ)』+『NG(ㅇ)』」+「『K(ㄱ)』+『U(ㅡ)』+『N(ㄴ)』」+「『S(ㅅ)』+『O(ㅓ)』+『K(ㄱ)』」
=「『ㅈ(CH)』+『ㅏ(A)』+『ㅇ(NG)』」+「『ㄱ(K)』+『ㅡ(U)』+『ㄴ(N)』」+「『ㅅ(S)』+『ㅓ(O)』+『ㄱ(K)』」
=「장(CHANG、チャング)」+「근(KUN、クン)」+「석(SOK、ソク)」=「장근석(CHANGKUNSOK、チャングクンソク)」
■次回(いつか)
代表的な人名や地名をハングルでかいてみたいと思います。
<参考>
Wikipedia「チャン・グンソク」
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