2011年7月5日火曜日

【朝活】【医学】【心理学】なぜ勉強しなければいけないか?

なぜ勉強しなければいけないか?
部屋を片付けていて偶然手に取った「お医者さんになろう医学部への小論文」という本に書いてあったフレーズです。
学生時代は「『勉強』といえば『試験直前の一夜漬け』」であった私が、最近、自分でびっくりするくらい、コツコツ勉強していると感じています。
本の内容を簡単にまとめてみました。
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「お医者さんになろう医学部への小論文」p92-p103
■産業医科大入試問題(1993年)
医師を志す諸君の立場をふまえて、「勉強しなさい」という著者(広中平祐さん)の意図を自由に展開して述べなさい。
【設問】広中平祐「学問の発見」より
勉強という字は「努め強いる」である。
たいてい「苦痛」を伴う勉強というものを、なぜ、しなければならないのか?
わからない。
それでも私は若者に向かって,断固迷いなく「勉強しなさい」と言う。
【解答例】最首悟さんより
◆医者が理解・想像すべき「苦痛」の別の形として
医師は、人々が「病気」を克服、受け入れ、ともに暮らしていくことを最大限サポートする。
「病気」は一般に苦痛である。
医師は、苦痛に対する理解や想像力が求められる。
医師は、自らがさまざまな病気を体験できないので、別の形でわが身に課して、それを通して想像力を養うべき。
その形とは、「登山」「ボート」「ラグビー」であり、「勉強」でもある。
◆「苦痛」の意味の理解へむけて
人間が光り輝くのは、耐えがたい苦痛を通してである。
苦痛は無意味な災難ばかりでなく、人間の自己実現に必要な栄養剤でもある。

■文献

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