2011年7月21日木曜日

【朝活】【英語】I have a dream.(私には夢がある)

■私の夢
「英語でしゃべらナイト」でキング牧師のスピーチがありました。
恥ずかしながら、スピーチをきちんと聞いたことがなかったので、本当に感動しました。

感動したのは、今、キング牧師と同じような夢を持っているからかもしれません。

キング牧師の言葉をかりれば、

「偏見」(「性別」「人種」「宗教」「年齢」)でなく「人格」で評価される国に住むこと

男女の格差がよくニュースになるので、もしかしたら、キング牧師のスピーチに感動するのは私だけではないかもしれません。

興味がある方は、ぜひ、例えば、youtubeなどで
「Martin Luther King I have a dream」などと検索して動画をみてください。
●YouTube

■英語はスピーキングが楽!?
話は変わって、キング牧師のスピーチを少し覚えてみました。
「英語は日本語より記憶に残りやすい」
「英語は日本語よりスピーキングしやすい」
のではないかと思いました。

◆理由
理由は、日本語の場合、「イイタイコト」を最後に言うので、スピーキングの間、かなりの記憶(ワーキングメモリ)を使うはずだからです。
一方、英語の場合、「イイタイコト」を最初に言うので、最初に話した内容を記憶(ワーキングメモリ)におく必要がなく、負担が少ないからです。

◆例(キング牧師のスピーチ)
キング牧師のスピーチを例に考えてみたいと思います。
●日本語
私には夢がある。
それは、
いつの日か私の4人の幼い子どもたちが、肌の色によってではなく、人格の中身によって評価される国に住む
という夢である。
【感想】
主語「それは、」で話し始めたら述語「という夢である。」を意識しながらしゃべらなければいけないので、かなり大変だと思います。
●英語の場合
【英語構造を意識した日本語訳】
①私には「ある夢」があります。
②「その夢」というのは(どんな夢かといいますと、)
③私の4人の幼い子供がいつの日か「ある国」に住むことです。
④「その国」では、
⑤彼らは「ある基準」で評価されるのです。
⑥「その判断される基準」というのは、
⑦「肌の色」
⑧ではなく
⑨「人格」
⑩です。
●原文
①I have a dream 
that 
③my four little children will one day live in a nation 
where 
⑤they will
⑥not be judged 
⑦by the color of their skin 
⑧but
⑨by the content of their character
⑩.
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【感想】
①→②→③→④・・・としゃべってしまえば最初にしゃべった①や②は忘れていい(?)ので、記憶容量的に楽です。
また、「イイタイコト」を最初に言ってしまうので、精神的にも楽だと思います。
【参考】
・予告の「that」「where」
・予告の「a」
・「not ○ but △」⇒「○ではなく△」
などいろいろ学べて覚える題材としてすばらしいと思います。

■日本人は恥ずかしいわけではない?
日本人は、必ずしも「恥ずかしがり屋」だから、スピーキングが苦手というわけでないと思います。文の構造を考えてしゃべる癖がついているので、しゃべるのに時間がかかるからなのではないでしょうか。日本人はおしゃべりなはずなので、一度英語の構造になれてしまえば、日本人の方がよくしゃべるのではないか、とさえ考えています。
実際、私は英語構造に慣れてきたようで、最近1つ質問されると3つ答えるので、逆にネイティブから困った顔をされるときがあります!

★まとめ
■英語のスピーキング
・「イイタイコト」を先に言う
・『ある』と予告して言い、『その』で詳細を言う
・「イイタイコト」を先に言うので、慣れてしまえば、記憶的にも精神的にも日本語のスピーチより楽!(な気がする)

【文献】
「実践!英語でしゃべらナイト/7月号」(NHK出版)


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